本機能について
2025年2月に本機能のuiuxデザインを担当しました。
本機能では、そのやり取りをよりスムーズかつ負担の少ないものにするため、候補者から面接可能な日程を効率的に収集し、企業側が最終的な面接日時を簡単に決定・登録できる仕組みを目指しました。
このデザインを通じて、人と人との繋がりを円滑にする一助となれたことを、心から嬉しく思います。
デザイン目標
本機能では、複数フィルタリング設定により動的変化する画面構成に対し、ユーザーが迷わず操作できる直感的なUIを目指したため、必須の目標をリストアップしました。
表示モード(候補者・日別・全て)ごとのUI課題を整理し、それぞれに最適化された情報構成を設計。
設定に応じた最適な情報表示

候補者数や候補日程が多い場合でも、
必要な情報と操作ボタンが常に視認・操作できるよう配慮。
情報の可視化と整理

補者側がURLから直接アクセスし、
日程を簡単に回答できるシンプルなUIを設計。
ログイン不要の簡易操作画面

デザイン評価
社内で「要件の複雑さを的確に整理し、わかりやすいUIに落とし込めている」と好評を得るなど、情報設計の面で高く評価されました。

デザインプロセス
デザイン要件
デザイン着手前に、機能の基本構造や必要な機能要件が記載された資料を受け取りました。しかし、設計を円滑に進めるためには更なる情報整理が必要だと判断し、詳細な情報を洗い出し、全体像を把握することから着手しました。
マインドマップ
受け取った要件情報を検討する中で、私はある懸念を抱きました。特に、フィルタリングの切り替えによって画面の表示内容が動的に変化するため、それぞれの設定で異なる課題が発生するのではないかと感じたのです。
そこで、機能の複雑さをきちんと把握するために、私はマインドマップを用いて各ケースのロジックと潜在的な課題を徹底的に整理しました。
マインドマップ上では、赤で示した部分を「絶対に解決すべき重要課題」、黄色で示した部分を「より良い解決策を追求すべき点」が、デザインでじっくり向き合うべきポイントとして鮮明に見えてきました。
こうした過程を通して、単なるUIの配置ではなく、ユーザーの迷いや混乱を最小限に抑えるための「体験全体の設計」が必要であることを実感しました。
その上で、本機能においてデザインで解決すべき重要な論点を、次に詳しく整理しています。
デザインポイントの整理
上記のマインドマップを通して機能全体の構造を整理していくうちに、私には、特にハイライトで示した部分が、デザインでじっくり向き合うべきポイントとして見えてきました。
そこで、改めて本機能においてデザインで解決すべき重要な課題は以下のように整理されます。

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デザインの詳細
今回のデザインでは、以上の設計調査を踏まえ、ユーザー視点での使いやすさの向上を目指して設計を行いました。
特に「全て」モードにおいては、主要機能である「候補者別」と「日別」2つの表示オプションに焦点を当て、それぞれのデザイン意図と工夫について詳しくご説明します(一部の設定項目や手順は割愛しています)。
@SHU GYOSEN Portfolio2025
xqianzhou88@gmail.com